12/05/08 11:36:11.76 bNR/NOvZ0
>>30
確かに2を割ったのはそうなんだが、その頃の若者(団塊)から
産まなくなった訳じゃない。
世代別(当然おんなの)生涯出生率で見れば、1950年代後半生まれはぎりぎり
2人生んでいる。その後の世代から急激に下がり、1960年代生まれが1.8、
1965年生まれが1.6、1967年以降は、まだ年齢に達していないがおそらく
1.4程度と思われる。
1957年生まれ:1.98人
1967年生まれ:1.44(程度)
役人は、晩婚化なだけでそのうち結婚して子どもを産むだろうと楽観視していた
と思えるフシがあるが。
下がり始めた世代はというと、親の世代が高度経済成長の中都会で就職し、
結婚し、そこで生まれた最初の世代ということだ。
東京・大阪ではベビーブームは日本の平均より早かった。教員不足が東京・大阪から
だったことで分かると思うけど。
彼ら彼女らは、実家から学校に通い、仕事に通い、結婚するメリットがない
というかデメリットのほうが多かった。結婚すれば(子どもを産めば)生活水準が
確実に下がる。男も女もね。このころはまだ「自己選択的」かな。
その後の世代は、バブル崩壊の影響を受けて、更に下がった。
否応なく結婚できない世代の誕生だ。
結婚を先延ばしにしているうちに金融危機を受け、壊滅状態になり、
30代半ばに結婚して子どもを持とうにも不妊に見舞われている。
結果、世代の合計特殊出生率が1.4人になっている。
今の30半ばは、三人に一人は子どもを生むことなく生涯を終えるだろう。