12/05/10 16:46:57.60 MB0RmNfi0
>>868
このヒゲオヤジの主張のソースって、9割以上が金子と澤口だよな。
胡散臭いにも程がある。
>早期発見による週30~40時間の集中治療で約半数が治ることが分かった。
これは半分正しく、半分間違ってる。
米国でABA(応用行動分析学)に基づく早期療育を週40時間以上、
数年間に渡って続けると、半数以上が改善された、という実験結果がある。
実際ABAによる療育は日本の現場でも取り入れられているし、
家庭で積極的に実践しようと努めている親の会がある。
URLリンク(www.tsumiki.org)
だからこの産経記事は非常に言葉足らずであるが、
100%間違っているわけではない。
しかしだな、現実問題として
週40時間のABA療育を延々と何年も続けるのは一般家庭では不可能に近いし、
約半数が本当の意味で「治る」という表現は適切だろうか。
「健常児の状態に限りなく近い状態になった」子は何人かいるだろうし、
「以前よりも飛躍的に能力が伸びた」子も多く出ただろうが、
それにしても「完治した」と誤解されかねない表現は不適切だろう。
根本的な脳機能は一生残るんだから、何らかの問題は死ぬまで抱え続けるんだろうから。
>発達障害児にテレビやDVDなどのない生活を用意し、
>豊かな言葉がけを行うよう保護者に指導したところ、大きく改善した。
>また「あやし」「笑わせ」「たかいたかい」などを実施したところ、
>子供が喜び、言葉が出て、人間性が回復することもわかった。
これって、まるで発達障害児の親が
普段そういうこと全くやってないような書き方だよな。
親学も酷いが、こういう記事を載せる産経も相当酷いわ。