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2つ目は海外で人気のラーメンのお話。週刊NY生活の「NYラーメン・コンテスト、ストリートで各店激突!」と、
シンガポールで発行されているアジアエックスによる「シンガポールで大人気のラーメン店、八福丸」。
ニューヨークでは、昼時ともなれば人気ラーメン店には10人以上のお客が外で並んで待っている。
そんなラーメン大好き都市、ニューヨークでナンバーワンのラーメン店を決めるコンテストが
行われることになったというのが最初の記事。
■ニューヨークで一番おいしいラーメン店はどこだ
開催されるのは5月20日だそうだ。このコンテストには参加費としてトータル287ドルを払えば、
プロ・アマを問わず誰でも参加できるという。審査はラーメンを食べた人による投票で行われるそうだ。
どんな戦いになるのか、興味深い。
シンガポールからは、とんこつラーメンながら豚骨を使わないラーメンのお話。
なぜ豚骨を使わないのかと言えば、イスラム教徒のことを考えてのこと。
マレーシアとインドネシアに隣接し、自国内にもイスラム教徒が多いシンガポールでは、
日本のラーメンを食べたくても食べられない人が大勢いる。そんな人たちにもぜひ
食べてもらいたいと八福丸の古谷一郎さんは知恵を絞った。
豚骨の代わりに鶏を使って試行錯誤を重ねた結果、ようやく完成。
古谷さんは「海外は日本と環境も条件も違うんだから80点や90点でもいい、ということではなく、
海外だからこそ120点、150点を目指したい」と言う。正真正銘のプロの言葉である。
ちなみにイスラム世界のハラールについては、伊東乾さんの記事が歴史的な視点から考察していて面白い。
「東西の食文化を分けたイスラムの掟」と「イスラムの掟ハラールに隠された科学的根拠」。