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韓国の知識経済省は4日、同国東部蔚珍で商業用原子炉2基の建設着工式を行った。
昨年3月の東京電力福島第1原発事故後、韓国で新たな原子炉が着工されるのは初めて。
韓国では南部釜山の古里原発などで、重大事故が隠蔽(いんぺい)されたり、
稼働中の原子炉に偽造の部品が使われていることが発覚したりするなど原発をめぐる不祥事が頻発している。
しかし、原発をエネルギー政策の基幹とする政府の推進政策に変化はなく、
着工式に参加した李明博大統領は「原発は選択ではなく必須(のエネルギー供給手段)だ」と強調した。
2基は新蔚珍原発1、2号機で、福島事故後の昨年12月に建設が許可された。
いずれも出力140万キロワットの新型の加圧水型軽水炉で、韓国が独自開発したとしている。
2018年3月末までに完工する予定。福島事故後に新たに設けた安全基準をクリアしたとしている。
韓国では21基の商業用原発があり、原発が供給する電力は発電量全体の32%を占める。
原子炉を輸出の主力商品とも位置付け、今回着工したのと同じ型の炉をアラブ首長国連邦(UAE)へ輸出。
今年3月の同国での着工式には李大統領も参加した。
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