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バスと車衝突10人重軽傷 千葉・稲毛区 突然の衝撃 車内騒然
3日午前5時45分頃、千葉市稲毛区長沼原町の県道交差点で、路線バス(京成バス)と
普通乗用車が衝突し、乗客ら10人が重軽傷を負った。県内では館山市で4月27日、
路線バスを待っていた小学生の列に軽乗用車が突っ込み、小1男児が死亡する事故が
起きたばかり。群馬県藤岡市の関越自動車道で同29日にツアーバスの7人死亡事故が
起きたこともあって、事故に遭った乗客らは「まさか自分の乗ったバスでも事故が
起きるとは」と青ざめた表情で話した。
千葉北署の発表によると、この事故で、バス乗客の女性(32)とバス運転手の勝山昌幸さん
(41)(千葉市中央区矢作町)、乗用車を運転していた私立大4年大渕祥平さん(22)
(四街道市美しが丘)の3人が頭を強く打つなどして重傷。6歳から55歳のバス乗客計7人が
軽傷で、乗客8人全員が負傷した。
バスは稲毛区の山王町からJR稲毛駅に向かう途中で、大渕さんは帰宅中だった。
乗用車が赤信号で交差点へ進入したという目撃証言もあり、千葉北署が事故との関連を調べている。
バスに乗り合わせた同区の会社員男性(34)は、妻(37)、長男(6)と3人で
富山県の実家へ帰省する途中に事故にあった。「ガシャーン」という音が車内に響き、
何かにぶつかったような衝撃を感じた直後、前に座っていた女性客(32)が席から
投げ出されて床に倒れ込んだ。車内にはガラスが飛び散り、騒然とした雰囲気に包まれ、
男性は「何が起きたかさっぱり分からなかった」と振り返る。妻は「息子が座席の
手すりにしがみつき、投げ出されずに軽傷で済んで良かった」と長男を抱きしめながら話した。
今回の事故について、現場付近の住民からは「この交差点は交通量が多く、いつ事故が
起きてもおかしくなかった」との声も上がる。四街道方面から国道16号へつながる県道で
、バスやトラック、乗用車の交通量が多いためという。近くに住むパート女性(58)は
「この交差点は車が多くて危険。右折用の補助信号をつけるなど、安全対策を講じて
もらいたい」と話していた。
(2012年5月4日 読売新聞)
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