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広島県呉市の大和ミュージアム4階で4月30日、原爆展を成功させる広島の会(重力敬三会長)と
呉市傷痍軍人会(佐々木忠孝会長)が主催する第六回呉「原爆と戦争展」が開幕した。開幕を前に
呉市内では、市内在住の原爆展賛同者の協力も得て、各自治会や医師会、教育委員会を通して
全小・中学校、幼稚園・保育園などへチラシ約4万枚とポスター約400枚で参加を訴える宣伝がされた。
世代こえ行動意欲溢れる開幕式
初日は午前10時の開幕と同時に、開催を待ち望んでいた賛同者や呉市民をはじめ、全国各地から
観光に訪れていた人人が受け取ったチラシを見て参観し、2日間で500人以上の参観者があった。
戦前・戦中・戦後の体験が次次に語られるなかで、戦争体験世代からは「二度と戦争が繰り返される
ことのないよう若い人にも真剣に参観してほしい」と語られ、親子連れや労働者や学生など現役世代
からも「今の社会はまた戦争に向かっていくような情勢だ。若者の政治不信の根本的な原因は、日本
社会が独自に発展できない関係にあること。独立した社会を目指していかなくてはいけない」と強い
思いが語られ、会期中新たに40人以上が賛同者となっている。
同会場でおこなわれた開幕式には、賛同者や市民など約30人が参加した。はじめに挨拶に立った
高橋匡副会長は、「原爆を受けてからまもなく68年目を迎える。生き延びた者として原爆の惨状を
次の世代へ伝えていかなくてはならない、二度と繰り返させないため被爆者も必死になって語り継いで
いきたい。昨年の福島原発事故も経て、この会期中は核による文明などあり得ないことも強調して
訴えたい。近隣の岩国基地問題を見ても日本が植民地化され米軍の駐屯と支配がどんどんと進んでいる。
世界情勢を見ても中国、朝鮮、インドなど非常にきな臭い空気が漂っているが、絶対に戦争があっては
ならず、核攻撃阻止の力をつくっていかなくてはいけない」と力強く訴えた。
>>2に続く
ソース 長周新聞 2012年5月2日
URLリンク(www.h5.dion.ne.jp)