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今月、プーチン首相が再び大統領に就任することで北方領土問題が動くのかが注目される中、民主党の
前原政調会長がロシアを訪問しています。成果はあったのでしょうか。
「ポスト野田」の有力候補としても注目される民主党の前原政調会長。大型連休を利用してモスクワを
訪れました。なぜ今、ロシアなのでしょうか。
「日ロ関係の懸案の解決と両国の関係をより戦略的に高めていくために大事な時期」(民主党 前原誠司
政調会長)
北方領土をめぐっては、4島一括返還を求める日本に対し、日ソ共同宣言に沿って歯舞・色丹の2島
引き渡しが原則と主張するロシア。メドベージェフ氏が大統領を務めた4年間、溝は埋まらないまま
日ロ関係も冷え込みました。しかし、領土問題の解決に意欲を見せるプーチン氏が大統領選挙に勝利し、
北方領土が動くのか注目が集まっています。
今回の訪問で、前原氏はヴァイノ官房長官、ラブロフ外相らプーチン氏の側近と相次いで会談。
「“2島の返還ではダメだ”ということの中で、この問題が今まで解決されないできた。ここは大事
だと思う」(民主党 前原誠司政調会長)
北方領土問題について「2島返還で決着を図ることは認められない」と原則論を主張した一方で、
交渉の進め方については柔軟に対応する意思があることを伝えました。ただ、鳩山元総理はイランを訪問して
「二重外交」と批判を浴びました。議員外交の「リスク」について厳しい指摘も聞こえます。
「外交の窓口は外務省。領土問題なら総理か外務大臣が出るのが筋」(外務省幹部)
前原氏は「二重外交ではない」としつつ、今回の訪問の意義を強調します。
(>>2-に続く)
▽TBS NEWS i
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