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■アメリカ連邦最高裁
わが国の憲法という星座に恒星があるとすれば、それは地位の高低を問わず公務員が、政治、ナショナリズム、
宗教その他思想的問題について、何が正統であるかを決めたり、市民に言葉や行動によって
自己の信念を告白することを強制することはできない、ということである。
■フィリピン最高裁
ここで国旗儀式に参加することを原告らに要求することに関して
国家は彼らが国旗に敬礼することによって聖書を破らないということを
権威を持って宣言した。
これは私には彼らの宗教的信念の中に立ち入ることで正しいと認められないので、
彼らに正反対のことを話す。
国家は彼らの為に聖書を解釈する事はできない;
彼らだけが彼らが適当と思うようにそれを読む事ができる。
■一方・・・日本の最高裁
上記の起立斉唱行為は,学校の儀式的行事における慣例上の儀礼的な所作として外部からも認識されるものであって,
特定の思想又はこれに反する思想の表明として外部から認識されるものと評価することは困難であり,
上記職務命令は,当該教諭に特定の思想を持つことを強制したり,これに反する思想を持つことを禁止したりするものではなく,
特定の思想の有無について告白することを強要するものともいえない。
他の国の最高裁:国家が何が正しい解釈かを定める事は出来ません。その人の内心の自由です。
日本の最高裁:原告の内心を否定。国家権力が上から「正しい思想」を押し付けることを正当化。
他の自由民主主義国と正反対のことを言っている奇妙な日本の最高裁。