12/05/02 22:50:03.23 ZJ5MHcul0
今、日本に必要な、ケインズ主義的な経済政策というのは、
所得や資源の平等な配分をはかるために金融・財政に国が介入し、
企業にきちんと収益を上げさせると同時に国家や国民一人一人の利益、雇用を考えるという考え方
なんだけど
小泉の時に日本は、とっちゃんぼうやの経済学者と一緒に
市場にすべてをまかせ、国家の経済への関与を無くし
企業から国家の束縛を一切排除して、個々が自由に経済活動をしていけばいいという
フリードマン的新自由主義(市場原理主義)に、日本は大きく舵を切っちゃった
官僚に対しては、所得や資源の平等な配分をはかるために金融・財政に国が介入し、
企業にきちんと収益を上げさせると同時に国家や国民一人一人の利益、雇用を考えるなんて
めんどくさくて難しい仕事はもうしなくて良いよ・・・と言っちゃって
企業に対しては、国家・国民のことなんか考えずに、個々が自由に自分の利益だけ考えて良いよ・・って言っちゃった
所得や資源の平等な配分をはかるために金融・財政に国が介入し、
企業にきちんと収益を上げさせると同時に国家や国民一人一人の利益、雇用を考えるなんて
死ぬほど大変で責任も重い仕事は、なーんもしなくて、政治家も役人も給料だけ貰えるんだから
国会議員・・というか、政党や官僚にとって、こんなにオイシい話はない
官僚も、政党も、んな事考えず、んな仕事せず、金が無くなったら、増税って言えばいいだけなんだから
今や、政治家の主な仕事は、当選すること・・だけだ
フリードマン的新自由主義って、政府や議員が「オレ達はもう仕事しない( ̄^ ̄) イバリッ」って公言するようなモノなんだ
だから、柔道家だろうが、プロレスラーだろうが、プータローだろうが、野球選手だろうが、
人気があって当選さえすりゃ、政党にとってはそれで良い