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★家族旅行で悲劇…「お父さんが死んだ。返してください」 関越道バス事故
「お父さんが死んだ。返してください」。
家族旅行で夫を亡くし、子供も入院した女性は、前橋赤十字病院で遺体を確認した後、声を震わせた。
死亡した7人の遺体が運ばれた同病院では、隣接する体育館に遺体安置所が設けられた。
顔をタオルで覆っておえつを漏らしながら、男性に抱えられるように建物に向かう別の女性の姿もあった。
事故現場で治療に当たった中村光伸・救急科副部長は、病院内で記者会見し
「(7人は)生命兆候が認められなかった」と話した。
亡くなった金沢市の木沢正弘さん(50)の知人は「物静かで、子煩悩な人だった」と振り返った。
事故では、妻と娘(14)、息子(10)も重軽傷を負い、近所の人は「家族での旅行がこんなことに…」
とやり切れない様子。町内会長の男性(54)は数年前、地域の祭りで、
白い衣装を着て「みこ」として踊る娘を熱心にビデオカメラで追いかける木沢さんの姿を覚えている。
富山県高岡市の林郁子さん(50)の遺体が自宅に戻ったのは午後8時半すぎ。
白いシーツに覆われた担架が車から降ろされ、玄関に運び込まれる。
付き添った遺族は憔悴(しょうすい)した表情で、無言のまま扉を閉ざした。
アルバイト先の市内の書店では、来店した子供への「読み聞かせ会」を担当。
「千葉の実家に帰る」と28日から5月3日まで休暇を取り、4日に出勤する予定だった。
店長の畠山裕子さん(51)は「保育園を回って読み聞かせの研究もする努力家だった。いまだに実感がない」と話した。
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