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橋下氏は関電に対して脱原発を求める一方で、今夏の電力需要は一般家庭などの節電で乗り越え、経済に影響を与えないようにしたいと述べました。
しかし実は昨夏も橋下氏は同じこと言い、そして約束を破りました。
「民間が節電すれば原発は再稼動する必要ない。経済に迷惑はかけない」と彼は主張しましたが、節電実績160万kwの大部分、135万kwは経済界に負担させてます。家庭の節電量はわずか25万kw
今年も自らの意思決定のしわ寄せを市民に負わせるつもりでしょう。大阪から脱出する企業数が日本一になるわけです。
去年最も印象的だったのは、橋下氏の保身に満ちた「ゼロリスク志向」の対応です。
彼は、原発停止を求めつつも、節電令を出さず、罰則規定のない節電要請だけに留めました。
これなら問題が起こっても節電しなかった府民に責任転嫁できるからです。
菅首相が中部電力に対して出した浜岡原発の停止要請と同じ責任回避の構図です。
願わくば、今夏は橋下氏も自分の責任から逃げずに節電令を出して欲しいものです。
去年のように「決断はした。だから実行は大阪市の皆さんに任せた!」というのだけはやめて下さいね。
理想を語ってばかりで、対案や実行を人任せにするのでは、橋下氏自身がこれまで叩いてきた無責任な学者や評論家と全く同じです。
橋下氏は彼らとは違うということを自ら証明してみて下さい。