12/04/29 14:33:40.38 0
(>>1の続き)
その結果、教育現場はどうなったか。
本来、児童・生徒のためにあるべき学校は、教職員が労働者の権利を主張・行使する場に
なり下がった。教師の協力がなければ学校運営できない校長は、常に組合の圧力に晒され、
手足を縛られている。組合や事務局に牛耳られ形骸化した教育委員会では、問題が起きた時に
誰も責任を取らない……。
教育現場を覆う無責任体制は、「日教組支配」の弊害と断じるほかないのだ。
橋下氏が大阪で進める諸策は、“脱・日教組支配”に繋がる施策として評価できる。
大阪府で今年4月から施行された職員基本条例では、同一の職務命令に計3回違反した教職員を
免職できると定め、処分を厳格化した。同時に施行された教育関連2条例では、学校運営に
関する責任と最終的な意思決定の権限を校長に与えた。さらに、教育行政に対する首長の関与を
強化し、保護者の学校運営への参加を定めている。
これらは、組合に支配されてきた公教育を、児童・生徒や保護者など、地域社会の手に
取り戻そうとする試みだ。
橋下氏の過激な発言と大胆な手法には反対の声も多い。しかし、教育現場を蝕む「日教組問題」
の異常さを明らかにし、全国に発信した功績は大きいと私は思う。
-おわり-