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29日午前5時前、群馬県藤岡市の関越自動車道で大型バスが道路脇の壁に衝突しました。
消防によりますと、これまでに43人のけが人が確認されていて、14人が重傷で、このうち5人が
心肺停止の状態だということです。
29日午前5時前、群馬県藤岡市の関越自動車道の上り線の藤岡ジャンクション付近で、大型バスが
道路左側の壁に衝突しました。
NHKのヘリコプターが現場の上空から撮影した映像によりますと、大型バスは車体の正面を高速道路の
側壁が突き破るような形で大破し、左半分が道路の外にはみ出しています。
群馬県の高崎市等広域消防局によりますと、この事故でこれまでに43人のけが人が確認されていて、
14人が重傷で、このうち5人が心肺停止の状態だということです。
現場ではけがをした人たちを病院に搬送するため、けがの程度を現場で判断するトリアージが続けられて
います。
現場には消防などの車が出て、レスキュー隊などが車内に閉じ込められた人を救出したり、近くにシート
を敷いてけがをした人たちの手当てをしたりしています。
事故を起こした大型バスを運行する千葉県印西市の針生エキスプレスによりますと、バスは、28日
夜10時ごろ、金沢市を出発し、東京の新宿を経由して、千葉県浦安市の東京ディズニーランドに向かって
いたということです。
バスは53人乗りで、45人の客を乗せていたということです。
事故直後に、バスの運転手から会社に電話があり、「事故を起こして壁にぶつかり、挟まってしまった。
社長申し訳ない」と話していたということです。
針生エキスプレスの針生裕美秀社長は「詳しくは分からないが、けが人が出るなどお客様にご迷惑を
おかけし、大変申し訳ありません」と話しています。
この事故の影響で午前5時から関越自動車道の高崎インターチェンジと本庄児玉インターチェンジの間の
上り線と、北関東自動車道の前橋南インターチェンジと高崎ジャンクションの間の西行きが通行止めと
なっています。
▽NHKニュース ※ソース先にニュース動画があります
URLリンク(www3.nhk.or.jp)