12/05/03 21:43:34.79 BlxbF8zd0
不見識なものでWikipediaで勉強してきたよ
適切かつ十分な量のウラニウムがあれば、広島に落とされたリトルボーイ(砲弾型、ガンバレル型)核爆弾は
長崎に落とされたファットマン(爆縮型、インプロージョン方式)核爆弾に比べて構造が単純で製作が比較的簡単である。
ウラニウムの精製過程は比較的手間がかかるため、核兵器用の核物質としてはプルトニウムの方が可能であれば望まれる。
ガンバレル型とは、核分裂物質を各々が臨界量以下の2つの塊に分けておいて、2つが合わされば臨界量を超えるだけの量を使用する。
片方を火薬の力でもう片方に打ち込むことで臨界量を超える1つの塊とする方式である。
プルトニウムの同位体には、核兵器の材料として適しているPu-239と不適なPu-240が混ざって存在する。
今のところPu-240をうまく分離しPu-239を100%に精製する方法は見つかっていない。
Pu-240が高い確率で自発核分裂を起こす性質を持っている為、核兵器に使用するプルトニウムの中に1%でもPu-240が含まれていれば、
その核分裂反応は純粋なPu-239で構成されていたときと比べて予定外に早くに始まってしまう。
要は臨界量以下の核物質でも爆発とかの圧力で一時的に核物質を圧縮して臨界状態まで持って行かせるって手法ですかね
どちらにしてもドラム缶容器に損傷が無かったという時点でありえない話ですが。