12/04/29 14:27:11.63 x+idiTUJ0
>>816
技術や知識を「奪る」ことができるのは企業や組織からだけであって、
優れた個人からその技術や知識を剥奪することは誰にもできない。
なぜなら、優れた知能と技術を有する人間の個体こそが技術革新の
原動力であり、そしてそいつのオツムの「優秀さ」というのは奪えない
からだ。
天才ピアニストから誰がピアノの腕を奪える? 天才野球選手から
誰が野球の腕を奪える?
模倣はできるだろう。殺すことも出来るだろう。でも、そいつに属してる
能力をドレインして自分の物にすることは誰にもできない。
現代じゃまだ、脳コピーや肉体転写というのは不可能だからな。
1億で移籍するエンジニアってのは、たとえそいつが「ソイツが現在もってる
知識」が陳腐化しても、そいつ自身が常に「新しい技術を生む土壌」そのもの
なんだが。
凄いエンジニアってのは、どんだけ組織をわたりあるこうと、どんだけ時代が
進もうと、常に、「そいつが新しくモノを考える力」が凄いからこそ凄いんだが。
その能力自体は、誰もそいつからは奪えない。
企業から、組織からは、その組織が「自分だけ知ってる」と思ってるものを奪える
かもしれないが、優れた個人の能力は、その個人の活動に全てが帰着してるわけで、
そいつが生きて活動することそのものが大事なんだぜ。