12/04/27 20:55:30.66 pBuFVkE00
URLリンク(ja.wikipedia.org)黒シール事件
黒シール事件(くろシールじけん)とは、1983年に執行された第37回衆議院議員総選挙の選挙活動期間中に
立候補者新井将敬のポスターに対して石原慎太郎の公設秘書がシールを貼付した公職選挙法違反事件である。
石原慎太郎と同じ選挙区に同党公認で新井将敬が立候補したが落選した。
そしてこの選挙中、何者かが新井の選挙ポスターに「1966年に北朝鮮から帰化」というシールを貼るという事件が起こった。
それを指揮していたのは石原の公設第一秘書であることが判明した。
この公設第一秘書は大手ゼネコン鹿島建設の社員であったが、休職扱いで出向してきていた。
第一公設秘書が指揮したとあれば、当然公職立候補者である石原の指示があったかどうかが疑われる。
結果として、これは石原陣営が対立候補に選挙違反をした事件として、世間に知れ渡ることとなった。
石原は「秘書が勝手にやった事」とした上で、「日本人は在日であるか否かを知る権利がある!」と正当性を主張したが、
保守系メディアも『週刊新潮』を別にして、選挙法違反であることもあり明確な擁護論を展開しなかった。
さらに、当時石原が派閥の領袖であったことから党内の信用も失墜するなど社会的非難を浴びたため、石原は新井に謝罪した。
たた
なお、事件はポスターに貼られたものであることから公職選挙法違反事件であり、石原の関与も問われたが
公設第一秘書栗原俊記が逮捕されたのみで石原自身に捜査が及ぶことはなかった。