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▼▽ありがとう台湾。感謝の気持ちを込めた“友好の桜”が来月、現地を訪れる県民の手で植樹される。
東日本大震災で寄せられた台湾からの善意に対するお礼とともに、満開の姿を夢見て「東北復興」の希望を託したい。
▼▽震災と原発事故による渡航制限や退避勧告の影響で日本への台湾人旅行客が急減した。これまで東北は
人気の観光地で本県にも年間6万人近くが訪れていたが、昨年3月から12月までの期間はわずか3000人に
とどまった。残念だが「東北は危険な地域」と思われたのだろう。
▼▽それでも台湾からの義援金は200億円を超え、海外からの送金では最も多い。台湾自身も10年ほど前、
新型肺炎SARSの影響で大打撃を受けた経験がある。今は故宮博物院や三地門などの観光地はどこも
人波でいっぱいという。そのエネルギッシュな復活は良き手本だ。
▼▽桜の植樹は山形新聞、山形放送が展開する「最上川さくら回廊」の海外版として行う。来月22日に出発し、
参加者が台北市で苗木を植える計画だ。この事業が東北全体の元気への追い風になればうれしい。そして
「やまがた」をアピールし今後の観光誘客に弾みをつけたい。
ソース:URLリンク(yamagata-np.jp)