12/04/26 20:51:34.38 fbh1T/9k0
JR西日本によると、この新快速電車(12両編成)は午前7時2分、
兵庫県の播州赤穂駅を出発。
西明石駅を同8時に出た2分後に、
前から6両目の乗客が非常停止ボタンを押したため、緊急停車した。
運転士が調べると、乗客から「車内に大便がある」と訴えがあり、
2両目から6両目の計5両、床に人の大便とみられる汚物が散乱していた。
電車は次の明石駅に約6分間停車。
駅員らが車内を清掃後、運転を再開したが、
車内のにおいは消えなかったため、約17分遅れで到着した次の神戸駅で
運転を取りやめた。乗客約1200人は後続の電車に乗り換えた。
電車は当時、座席はほぼ埋まり、立っている客もいたという。
後続の3本も最大16分遅れ、約4000人の足に影響が出た。
JR西日本では「謎の大便」について「大便があったという事実以外、
原因は全く分からない。ただ、目撃情報がないことから、
嫌がらせなどの事件性はないと判断している」と困惑。
兵庫県警鉄道警察隊でも事件性なしと判断し、捜査していない。
捜査関係者は「状況からみて、故意ではなく、
我慢できなくなった乗客が漏らしてしまった可能性が高いと思う」としている。
電車はこの日初の運行で、播州赤穂駅を出る直前の点検では異常はなかった。
車両内は2人掛けの座席が通路を挟んで並んでいる構造で、
窓は一部しか開かない。大便の点在場所からすると、1、2両目にいた乗客が、
8両目と12両目にあるトイレに向かう途中、
ズボンのすそなどから断続的に漏らした可能性が濃厚だ。
JR西日本によると、これまで車内に大便があったことはあるが、
大便が原因で電車が運休に追い込まれたことは
「ほとんどないと思われる」という。