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来日中の中国の対日交流機関「中日友好協会」会長の唐家セン前国務委員（副首相級）が２５日、
東京都内で加藤紘一・日中友好協会長らと会談し、「中日関係の全体の趨勢すうせいは非常に
良好だと思うが、あれやこれやとご承知のような問題が出てきた。一つの試練だ」と述べた。
石原慎太郎都知事による尖閣諸島の買い取り表明などを念頭に置いた発言とみられる。
会談は、日本側主催の歓迎レセプションに先立って日本語で行われた。
唐氏は知日派として知られ、今年３月に中日友好協会の会長に選ばれた。２９日までの
日本滞在期間中、東日本大震災の被災地・仙台市などを訪問する予定。
（2012年4月25日18時50分 読売新聞）
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