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枝野経済産業相は、20日の閣議後の会見で、関西電力大飯原発3・4号機以外の再稼働について、
早くても2012年の夏と見込まれる原子力規制庁の発足まで、手続きを待つべきとの見方を示した。
枝野経産相は「今のところ保安院が進めても、安全委員会が作業していただく見通しがないという
状況の中では、(原子力)規制庁の発足まで待つべきではないか」と述べた。
この中で枝野経産相は、大飯原発3・4号機以外の再稼働について、「原子力安全委員会が確認作業
はしない意向だと聞いている」と述べたうえで、保安院ではなく、新しい規制庁の下で安全確認を
すべきだと強調した。
一方、大飯原発3・4号機の再稼働について、枝野経産相は、23日に京都府と滋賀県への説明のために、
牧野副大臣を派遣する考えを示した。
また、京都府と滋賀県の知事が提言している7項目の条件についても「できるだけ対応できるように
重く受けとめる」と述べた。
さらに、枝野経産相は、福井・おおい町で26日に開かれる住民説明会には、柳沢副大臣を派遣する
考えを示した。
▽FNNニュース
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