12/04/24 22:07:45.45 azwjOOv90
ウイグル人の殆どがイスラム教徒だから、ウイグルにおける中国の人権侵害に対し、
欧米の反応は鈍いね。
ウイグル人の人権活動家、「ウイグルの母」ことラビア・カーディルは、
中国による人権侵害に抵抗している人物としては、
一昨年ノーベル平和賞を受賞した劉暁波より国際的には遥かに有名だし、
ノーベル平和賞の最有力候補だった。
それが突然、「劉暁波が有力」という話が出てきて、
これに対して中国が「そんなの許さないアル!」と激怒し、
そしてあっさり劉暁波の受賞が決定、
「中国の脅しに屈しなかった選考委員は偉い!」と称賛を浴びた。
つまり、移民問題やモスク建設問題等でイスラムと揉めている欧米にとって、
イスラムであるラビアがノーベル賞を受賞するという「都合の悪い事態」を、
ごく自然な形で避ける事が出来た訳だ。