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結成2周年を記念して、「大阪宗教者9条ネットワーク」は21日、講演と平和パレードを大阪市
中央区で行いました。
中谷哲造日本キリスト教団教師があいさつ。賢明学院の生徒が息を合わせたハンドベルを演奏し、
拍手が送られました。
「九条の会事務局」の渡辺治氏(一橋大学名誉教授)が講演。「若い人たちには憲法9条が生まれた
時から空気のようにあって平和の大切さを気づかないでいますが、原発事故の恐ろしさが若い人に
危機を感じさせ、立ちあがっています。いまこそ、くらし、平和を守る9条、25条の生存権を生かした
運動が必要です」とよびかけました。
スリランカから日本に来て、17年のカトリック神父、ブラッドリー・ロザイロさんは「スリランカは落ち
着いてきていますが、完全な平和ではありません。二度と戦争をしないと明記する憲法を大事に
したい」と語りました。
集会後、大阪城公園まで80人がパレード。「憲法9条を生かそう」「軍事より社会保障を充実させ
よう」と唱和しました。
飛び入り参加した天王寺区の男性(43)は「憲法9条は宝です。橋下大阪市長ががれき処理が
すすまないのも憲法9条のせいにするのは、理屈が立たない」といいます。
パレードを見ていた奈良市の男性(51)は「日本は戦争で苦い経験をしています。9条は守るべきで
大切にしたい」と話していました。
ソース しんぶん赤旗 2012年4月22日
URLリンク(www.jcp.or.jp)
(写真)「軍事より社会保障を充実させよう」と訴える宗教者ら=21日、大阪市
URLリンク(www.jcp.or.jp)