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原発再稼働に邁進(まいしん)する民主党政権。党内の議論では一部慎重派から批判が出ているものの、
黒幕の仙谷政調会長代行は「マジョリティーは文句を言わない」と強気らしい。
それもそのはず、民主党の大多数の議員は、選挙の「票」目当てで、すっかり牙を抜かれているのだ。
永田町の議員会館では連日、業界団体や市民団体などが議員の部屋を回って、要望を書いたペーパーなどを渡している。
中でも、特に熱心に回っているのが電力会社と電力労組だ。
「月に1回は定期的にいらっしゃいますね。『化石燃料がこれだけ増えていると、いまの料金のままでは経営が大変苦しい』
などと話していかれました」(ベテラン議員の事務所)
いまは、原発再稼働や電気料金の値上げなど懸案事項が山積み。それだけに、9電力がそれぞれの地元議員に対し、
労使で役割分担して“じゅうたん爆撃”をかけているという。そのやり方は手が込んでいる。
「例えば、まず、議員宛てに手紙を送り、『私たちはがんばっています。再稼働しないと大変なことになります』と訴える。
そして、組合の集会などに議員を呼び、挨拶をさせる。質疑応答で、『先生、日本の原発を守るって言ってください』と踏み絵を踏ませるのです。
実際、電力票なんてたいしたことないが、今度の選挙は民主党に風が吹かないのは確実なので、
これまでと違って組織票が重要になってくる。民主党議員はイチコロです」(事情通)
電力業界は、官僚OBの顧問に1人当たり平均月額90万円の“お手当”をポンと支払う太っ腹だから、
国会議員も頼りたくなるのか。しかし、原発再稼働は住民の命と健康に関わる問題。票と天秤に掛けるのは、いかがなものか。
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