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これが原子炉の外部冷却装置の設置が遅れた理由 ↓
> ある民主党のベテラン議員はこう話す。
「官邸スタッフの間では、『菅さんは病気ではないか』という話が出るほど、気分のアップダウン
が激しい。もの凄く落ち込んでウツ病のようになるときもあれば、興奮して怒鳴りまくることもある。
>佐賀大学元学長の上原春男氏は、原子炉復水器の専門家として、地震発生直後から直接、
間接に官邸に対し、助言していた。 その上原氏本人が明かす。
>実は上原氏は16日、17日にも事故対策統合本部の細野氏に呼ばれ、上京していた。しかし
結局多くのメンバーが慌ただしく動いているばかりで、まとまった会合は何一つ開かれなかったという。
「20日の電話で総理は、『あなたの書いたレポートには目を通しましたが、技術的に理解できない』
と言う。『技術的に分からずとも、やる決断はできるでしょう! イエスかノーか、決めてください』と迫った
んですが、話になりませんでした。
>異変が起こったのはそのあとです。菅さんが、舞い上がってしまった。私に厳しく言われてカッとなった
ようで、突然何事かわめき出したんですよ。ヒステリックというのを通り越して、ちょっと尋常ではない
感じでした。日本語でもフランス語でもないような言葉を、早口で延々わめいているんです。ショックでした。
>日本の総理大臣がこんなことになっているなんて、思いもよらなかった」菅総理の怒声は電話口を通して、
周囲にもはっきり聞こえるくらいの大きさだったという。
「そこにいる人みんなが、(電話は)もう止めろ止めろ、と身振りで私に伝えていた」
その時点で上原氏は菅総理との対話を諦め、原口代議士に携帯電話を戻した。