12/04/21 21:20:22.54 0
参院で問責決議が可決された前田国土交通相と田中防衛相をめぐり、自民、公明両党からは21日も
野田首相に早期更迭を求める声が相次いだ。
ただ、自民党では小泉進次郎青年局長が国会審議を全面的に拒否する党の方針を批判するなど、結束に
ほころびが出てきた。
自民党の谷垣総裁は長崎市で記者団に「本当にやりたいことがあるなら、船を進めるために波を鎮めて
いくことは当然やらなければならない」と述べた。消費税率引き上げ法案などを国会で審議、成立した
ければ、2閣僚の更迭が必要との考えを改めて示したものだ。
こうした自民党の姿勢に対し、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行はTBS番組で「全面的に審議拒否と
いうなら、首相の不信任決議案か問責を出すのが筋だ」と批判した。同党の山口代表は那覇市内での
演説で、早期更迭要求では谷垣氏と歩調を合わせたが、「今一番大事なことは、しっかり議論して合意を
作り出していくことだ」と語り、国会での審議の必要性に言及した。
こうした状況に、自民党の小泉青年局長は名古屋市内での講演で「国民は(自民党に)建設的な野党の
姿を期待したはずだ。審議拒否を拒否する作戦で徹底的に政府を追及すべきではないか」と語り、
党執行部を批判した。
▽読売新聞
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)