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二酸化炭素(CO2)の排出量取引に投資すれば高い金利が得られると持ちかけられ、
約1758万円をだまし取られたとして、篠山市の無職女性(81)が詐欺の疑いで、
投資会社(東京都)の代表取締役と従業員3人に対する告訴状を篠山署に提出した。
告訴状は19日付。
CO2排出量取引は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスを削減するための制度。
欧米では企業間の排出枠を取引する市場があるが、仕組みが非常に複雑とされる。
告訴状によると、昨年10月に男2人が女性宅を訪れ「取引に投資すれば、年6%の
金利が付く」と勧誘。女性は断ったが、後日また訪れた2人の説明を信じて契約し、
3回にわたって計1900万円を手渡したという。
女性から相談を受けた代理人弁護士が、直ちに全額返金するよう求めたが、同社は
拒否。「予想配当利回り」「清算金」として約142万円が返金されたが、代理人は
「仕組みやリスクを説明せず、実際に排出量を取引していたかも不明。詐欺に当たる」と
している。
CO2排出量取引をめぐる投資トラブルは、2011年から全国的に急増。兵庫県立生活
科学総合センターによると、11年度の相談件数は15件で、10年度の5倍だった。
ソース 神戸新聞 2012年4月20日
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)