【考古学】古代ローマ「女剣闘士は実在した」 上半身裸の女性が鎌のようなものを振りかざす彫像から新考証at NEWSPLUS
【考古学】古代ローマ「女剣闘士は実在した」 上半身裸の女性が鎌のようなものを振りかざす彫像から新考証 - 暇つぶし2ch4:星降るφ ★
12/04/20 19:40:38.44 0
(>>1からの続き)

 ヘルメットや盾を身に着けていない点も、勝利のポーズだと解釈すれば説明がつく。試合の後、「剣闘士は
ヘルメットを地面に置く。観客に勝者の顔を見てもらうためだ。盾も地面に投げ捨てる」とマナス氏は語る。

◆“エロティックな印象”

 裸の上半身も、剣闘士では普通だったという。「男女とも胸をあらわにして試合するというルールがある」と
マナス氏は説明する。

 ただし、観客の大部分が男性だったことを考えると、女性が胸を出すことには別の理由があったのかもしれ
ない。マナス氏は論文の中で、「観客にエロティックな印象を与えていたのは間違いない」と述べている。

 女剣闘士が存在した事実を示すもう一つの証拠は、トルコのボドルムにある古代ローマ遺跡で発掘されている。
西暦1~2世紀ごろのレリーフに刻まれていたという(現在は大英博物館に所蔵)。

 出土品が限られているため、古代ローマでは女剣闘士の試合は比較的少なかったと推測される。ただし、文書
による記録は残されているという。

 姿を見たという記録が古代ローマにはいくつか存在する。西暦1世紀ごろの歴史家スエトニウスによれば、
ローマ皇帝ドミティアヌスは夜にたいまつの明かりの中で、女剣闘士に試合をさせていた。そして200年ごろ、
皇帝セプティミウス・セウェルスは女同士の試合を禁止している。

 マナス氏によれば、ブロンズ像の出どころは不明だが、「西暦1世紀ごろのイタリア半島の様式」だという。

 今回の論文は「International Journal of the History of Sport」誌で2011年12月15日に発表されている。

(記事引用ここまで)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch