12/04/19 20:42:43.46 0
★首都直下“新想定”は大アマ!死者4万人超の阿鼻叫喚
・東京都が18日に公表した首都直下地震による被害の新想定では、最悪ケースの合計死者数が
2006年試算の6400人から9700人へ1・5倍にはね上がった。ところが、発生時の条件に
設定した冬の風速は06年の15メートルから8メートルへなぜか引き下げられた。従来の
風速15メートルで算出すると、火災による死者4100人は「1桁増えて4万人を超える」と
警告する専門家も。しかも、津波による死者をゼロと見積もるなど、今回の想定は大甘だとの
声も上がっているのだ。
新想定で最も多い犠牲者が出るとされたのは、地震の規模がマグニチュード(M)7・3の
東京湾北部地震。震源が浅くなるという最新の研究結果を踏まえ、最大震度が6強から7へ
上がった。さらに、23区内の7割に達する地域で6強を観測するとし、死者は6700人、
そのうち火災による犠牲者は4100人に達すると予測している。
しかし、前回の06年や、05年に政府の中央防災会議が発表した想定では風速15メートルでの
被害を算出していたのに対し、今回の新想定では最大の風速を8メートルとした。想定見直しの
中核となった都防災会議地震部会の部会長で、東大地震研究所の平田直教授(観測地震学)は、
「過去30年分の気象データを解析し、冬の10分間の平均風速を4・7メートルと算出。これに
近い値で4メートル。実際上、起こり得る強い風として8メートルを考慮した」と説明した。
武蔵野学院大の島村英紀特任教授(地震学)は、「防災計画のもととなる被害想定は最悪の
ケースを考えておくべき」と警告する。
「地震で交通網が寸断されたなかで火災が同時多発的に発生すれば、現有の消防能力を
はるかに上回り、火が火を呼ぶ大火災になる。関東大震災のときに4万人近くが犠牲となった
炎の竜巻『火災旋風』が発生する可能性もある。風速15メートルなら、火災による死者が
4000人規模にとどまるとは思えない。あまり脅かすのはよくないが、1桁多い4万人に
及ぶケースも考えられる」(>>2-10につづく)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)