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★「原発ゼロ」自衛に動く コマツなど自家発電
資源エネルギー庁によると関電管内で原発が再稼働せず、2010年並みの猛暑だった場合、
最大需要に比べて供給力が18.4%不足する。過去5年の平均需要に比べても16.0%足らなくなる見通し。
管内に拠点を持つ企業は昨夏の電力不足懸念に対応するため節電策を講じたが、一段と踏み込む。
■東西でやりくり
コマツは油圧ショベルの主力拠点である大阪工場(大阪府枚方市)で、液化天然ガス(LNG)の自家発電設備を導入する。
出力合計は3千キロワット規模になる見通しで、7月稼働を目指す。
同社は主力工場に自家発電設備や省エネ型設備を導入し、3年後に電力会社からの電力購入量を半分に減らす方針。
しかし足元で関電管内の電力不足が深刻化しているため、追加対策として自家発導入を決めた。
資生堂も今夏までに大阪工場(大阪市)に自家発電装置を導入する。
同工場は「ウーノ」など男性化粧品の主力生産拠点。昨年は建物ごとの輪番休業体制などで電力制限に対応したが、
今夏は自家発電でピーク電力の削減に取り組む。マルハニチロホールディングスは関東の工場にある
使用頻度が低い自家発電機2機を、今夏に電力不足が予想される西日本などの工場へと移設する。
国内で唯一稼働する北海道電力泊原発3号機は5月5日に定期点検に入る予定。
大飯原発が再稼働するにしても時間がかかる見通しで、「稼働する原発が5月6日から一瞬ゼロになる」(枝野幸男経済産業相)。
企業は関電管内だけでなく、全国レベルで「原発ゼロ」への対応を迫られる。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)