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原発に代わる電力確保の手段として火力発電所に注目が集まっていますが、関西電力は大阪府岬町に
ある火力発電所の早期再開は困難との見通しを示しました。
17日、関電側が示した回答書によりますと、7年前から運転を停止している岬町の火力発電所、
多奈川第2発電所について「中長期的な供給力の確保策を検討する中で判断する」として、この夏に
向けた再稼働は行わない考えを示しました。
多奈川第2発電所は120万キロワットの出力がありますが、関電は「タービンなどの設備の劣化
が進んでいて、再稼働には3年程度を要する」としています。
「高温・高圧のエネルギーを安定的に使うためには、設備をしっかりとする必要があって、
そのためにどうしても必要な時間がある」(関西電力 島本恭次火力センター所長)
岬町は、今後も再稼働を求めていく方針です。
▽MBSニュース
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