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◆首狩り族 ケルト人
ハロウィンはキリスト教の伝統ではなく、
アイルランドの土着信仰から発生したものである。
ハロウィンには家の前にお化けの顔のようなカボチャを飾るが、
これは古代ケルトの首狩りの伝統から来たものだ。
古代ケルト人は戦争や儀式で殺した人間の首を切り取り、
魔除けや、記念物として家や施設の扉の周りに張付けにし、
時には壁に埋め込んで飾っていた。
古代ケルト人は人の魂は頭部に宿るという信仰を持っており、
頭部には、特別な魔力が宿っていると信じていた。
ハロウィンのカボチャは、人の生首を飾っていた古代ケルトの風習の名残であり
悪霊を追い払う怪物などではなく、人間の生首の代用品なのだ。
現在もヨーロッパ各地の古い教会や建物の戸口周りに
人の頭部が敷き詰められたような装飾をよく見ることができる。
あれも、キリスト教がヨーロッパに入ってくる遙か以前からある
古代ケルトの文化の名残なのである。