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★世界と競争することが日本にイノベーションを生む
小谷真生子(テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」キャスター)×伊藤元重(東京大学経済学研究科教授)対談
伊藤:TPPだけを取り出して、いい、悪いという議論をするより、これからの日本の社会、将来の流れを見ることが大事です。
はっきりしているのは、開放しないと日本社会はもたないだろうということです。
日本社会を開いていく流れの中で、今、何をしたら一番効果的か。
よくTPPより、日本と中国、韓国の自由貿易協定をやった方がいいという意見があります。
私が理事長をやっているシンクタンクが昔、小渕恵三政権の時、日中間の自由貿易協定の検討をするように指示を受けました。
当時の中国での相手は国務院、韓国は国際経済研究所というところでした。
しかし10年間やって、ほとんど前に進まなかった。 (中略)
農業関係の方が反対される気持ちは分かりますが、ものすごく感情的な反対が多く、事実に基づいてない。
今回農業の方がTPP反対の根拠としてよく出してきたデータがあります。日本のコメを自由化したら、
海外のこんな安いコメが入ってくるから、日本のコメが大変なことになってしまうという話です。 (中略)
本当に日本の農業とか、食糧のことをまじめに考えたらすぐにTPPに反対という答えにはならないと思います。
あまり声は出さないですけど、本当にしっかりやっている若い農業者とか、プロ農家と言われている方々はむしろ、
TPPはやるしかないと、あるいはそれをチャンスにして自分たちで何とかしたいと考えている。
けれど、それぞれの人が声を出しても叩かれるだけですから言わない。
日経ビジネスオンラインから抜粋
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
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