12/04/18 22:00:47.87 VDM51Qob0
サブプライム破綻以前の
スティグリッツ教授(ノーベル経済学賞受賞者)の発言
③日本の巨額な赤字財政を続けられるのはなぜか。日本の巨額な預貯金と、巨額なドル建て
債券が、国家の財政赤字の穴埋めに使われているからアルゼンチンのように円は暴落するこ
とがなく、かえって高くなっている。日本が経常収支で黒字の間は財政も破綻することはない。
しかし米国が経済破綻してドルが大暴落した場合、日本経済にも破綻がやってくる。中国も
対米黒字国だが日本とは違ってユーロへのシフトは確実に進んでいる。対米黒字をユーロで
ヘッジしておけばドルの暴落も回避できるが、日本の政府・日銀は米国の脅しによってシフトが
できない。ならばせめて民間だけでもドルからユーロへシフトしておくべきだ。米国はそれを警戒
して日本の金融機関を米国の資本で買収しようとしている。
小泉首相や竹中金融大臣が日本の銀行や生保を米国に売り渡そうとするのも、日本の民間
資金のユーロシフトを恐れているからだ。最終的には最大の金融機関である郵貯も民営化して
米国へ売られる。しかしそんなことをしてもその前に米国は破綻する。
一方、
竹中氏、郵貯資金を米国へ投資せよと主張
竹中平蔵氏が、今朝の「ニッポンの作り方」というテレビ番組で、日本郵政の資金(我々の
郵便貯金)を、米国の金融機関の救済のために出資すべきだと、繰り返していた。
同じ主張を、サブプライム危機が表立って出てくる前の今年4月にも同じ番組で行っていた。
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本当に投資していたら、一般庶民の貯金が雲散霧消して、
大変なことになっていた。