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★薬事法改正案、今国会提出を断念 政府・民主 薬害肝炎原告団との約束を反故
政府・民主党は15日、医薬品行政を監視・勧告する「第三者組織」の設置を盛り込
んだ薬事法改正案の今国会への提出を断念した。野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」
と表明した消費税増税関連法案の審議を優先させるためだが、平成20年の薬害肝炎訴
訟を教訓に、民主党の歴代厚生労働相は薬害肝炎原告団に対し「今通常国会への法案提
出」を約束していただけに、関係者からは批判が出ている。
「第三者組織」は、国家行政組織法第8条に基づき、薬害の発生や拡大を未然に防ぐ
ために設置する。20年に原告団と舛添要一厚労相(当時)が交わした基本合意書に、
設置することが盛り込まれていた。
政権交代後の22年には、長妻昭厚労相(同)が原告団との公開協議で「24年の通
常国会に法案を提出できるよう制度設計を詰める」と表明。23年には細川律夫厚労相
(同)も「薬事法改正案を24年の通常国会に提出する」と述べていた。
ところが、小宮山洋子厚労相は今年3月の衆院厚生労働委員会で「今国会の法案提出
は難しい」と述べた。小宮山氏は、衆参両院への設置が見込まれる社会保障と税の一体
改革に関する特別委員会に常時出席する可能性が高く、民主党国対幹部は「薬事法改正
案の審議まで手が回らくなる」と指摘する。
(続く)
■ソース(産経新聞)4.16 01:39
URLリンク(sankei.jp.msn.com)