12/04/14 22:06:40.34 0
>>1の続き
「ガチャ」は、一般的にカプセルに入った玩具の自動販売機を指すが、主なソーシャルゲームサイトでも、
同様の仕組みで異なる絵柄の(電子)カードを集めたり、珍しいカードが当たるゲームとして知られる。
1回100~300円程度だが、カードをそろえたり、珍しいカードを得るまで何度も利用するケースもあることから、
依存性が高く射幸心をあおる点がパチンコに似ているとの指摘もある。
ゲーム市場を分析している三菱UFJモルガン・スタンレー証券の荒木正人アナリストは、
リポート「ソーシャルゲームの正体を探る」で「大当たりが出る確率を楽しむパチンコと、
ある確率のもとで有料ガチャを引いて、レア(珍しい)カードを集めるソーシャルゲームは似ている。
現金化への期待から、大金を出す動機が働く」と見る。
また、ソーシャルゲームはこれまで、主に携帯電話からの利用だったが、スマートフォンからの利用者も増えつつある。
携帯電話事業者は利用額の上限を設けているが、スマートフォンの場合、アプリケーション(ソフト)を購入する際に
クレジットカードを登録することがあるため、子供が親に内緒でゲームで遊び、
クレジットカード会社から高額な請求をされる可能性もある。注意が必要だ。
■「通貨」を現金化
ゲーム内で使う通貨やアイテムを、利用者は「購入」するが、実際の売買とは異なる。
ソーシャルゲーム各社は「アイテム購入は、サイト内で利用する権利を得るだけ」などとして、
ゲーム内通貨などを現金化することを利用規約で禁じている。だが、サイト外で
現金化(RMT=リアル・マネー・トレード)されているケースがある。ソーシャルゲームならではの遊び方として、
利用者同士の交換やプレゼントの機能があることを悪用し、オークションサイトなどに「出品」し、
入金と引き換えに、サイト内で利用者同士で交換する方法が知られ、
1枚数万円から、いくつかのアイテムをまとめて十数万円の値がつくケースもある。
>>3へ続く