12/04/14 00:04:08.11 0
橋下徹 @t_ishin
4月12日朝日新聞朝刊(大阪)12面。恵村さん、僕はしつこいですよ。恵村さん、完全に論理破綻
していますよ。その理由は、1、消費税増税という結論ありきで論を立てようとしていること、
2、自社の社説を死守しようと自らの論を立てないこと、にあります。
民主党が原発再稼働ありきで論が右往左往しているのと同じです。まず恵村さんの論、ボロボロですよ。
恵村さんは、僕の政治姿勢に対して釘を刺したのか、選挙の勝者は白紙委任されたと勘違いしては
いけないと言われています。その通り。完全な白紙委任ではありません。
僕の主張は、「選挙に裏付けられたマニフェストの根幹部分、方向性について政治家は完全に縛られる。
そしてその範囲で裁量を有する」というものです。だからこそマニフェストの根幹部分、方向性を変更
するには選挙と言う手続きが必要だと考えています。
ところが、恵村さんは、「マニフェストの根幹部分も政治家の覚悟で変えても良い。次の選挙で審判を
受ければ良い」と言っている。つまり任期中はマニフェストの根幹部分であろうが政治家は覚悟を持てば
自由に変えられると言うのです。これこそが完全なる白紙委任と言うものですよ!
一度選挙に受かれば、次の選挙まで何をやっても良い。政策変更の裁量に制限は無いという考え方が
「白紙委任」と言うものです。恵村さんは、選挙の勝者は白紙委任されたと勘違いしてはいけないと
言いながら、消費税増税に関しては白紙委任でも良いと言う。これはディベートで完全敗北のパターン。
というのは、今回の民主党の消費税増税という方針を認めることは、選挙の勝者への白紙委任を
認めなければならない。ところが選挙の勝者に対して白紙委任を認めるということは天下の朝日新聞
としては絶対に認められない。有識者と言われる人たちは、白紙委任じゃないぞ!と批判することが使命。
すなわち論理的には成り立ちえないロジックでありながら、消費税増税という結論と、有識者として
白紙委任は認められないという自分の価値観に縛られて、論理破綻するというパターンです。読売新聞の
渡辺恒雄さんも、政治家への白紙委任はダメと言われている。(>>2-に続く)
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