12/04/13 13:21:28.76 0
13日午前、北朝鮮が人工衛星と主張する長距離弾道ミサイルを発射し、失敗したのを受け、警戒に当たっていた
兵庫県内の各自治体や関係機関は対応に追われた。在日コリアンからもさまざまな声が上がった。
県は、災害対策センター(神戸市中央区)で待機していた災害対策課の職員らが午前8時前に発射とみられる一報を知り、
情報収集を開始。県内に影響がないことが分かり、胸をなで下ろした。
県警は、県内の北朝鮮関連施設などの警戒警備などを継続。24時間態勢で警戒にあたっていた
陸上自衛隊中部方面隊(伊丹市)も発射の連絡を受け、防衛省と連携しながら情報収集を進めた。
「失敗は成功のもと。残念だが、まだ開発段階なので前向きにとらえたい」と話すのは在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の関係者。
今回の打ち上げが国連の安保理決議に違反しているとの声にも「あくまで人工衛星で、違反には当たらない」と正当性を主張した。
一方、韓国籍の40代男性=神戸市=は「安保理決議を無視して発射を強行したことは北朝鮮の体制が不安定な証拠で、
今後どうなるか不安だ」とこぼす。「ただ、ここで対立をあおっても対話の可能性を閉ざすだけで、南北統一の道も遠ざかる。
こういうときこそ冷静に見守るべき」とした。
神戸市出身の拉致被害者有本恵子さん=当時(23)=の母嘉代子さん(86)は「日本に被害がなくてよかった」とする一方、
今回の一連の動きについて「結局、米国をはじめどの国もミサイル発射を止められなかった」と落胆する。
「北朝鮮は米国の動きばかり見ていて、日本がいくら制裁をかけたところで、単独では何もできない。
これでは拉致問題の解決もまだまだ難しい」と話した。
(2012/04/13 12:20) ソース 神戸新聞
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)