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彼女が選んだ「彼氏に勤務してほしい企業ランキング」の第1位に、三菱商事が輝いた。
企業の口コミ情報サイト「キャリコネ」を運営するグローバルウェイが、
2013年3月に卒業予定の大学生と大学院生を対象に行ったアンケート調査によるもので、
2位にソニー、3位にトヨタ自動車と続く。女性から見て、どんな魅力があるのだろう。
グローバルウェイの「彼氏に勤務していてほしい企業ランキング」によると、
第1位が三菱商事。以下、ソニー、トヨタ、パナソニック、電通、三菱東京UFJ銀行、
三井物産、伊藤忠商事、住友商事、NTT東日本と博報堂、がトップ10を占めた
(キャリコネ調べ、回答数は1105人)。
こうしてみると、薄型テレビの不振で業績悪化が著しい電機メーカーからも、
ソニーとパナソニックがトップ10入りしているので、相変わらず大手企業の「不倒神話」が根強いことや
「イメージ先行」は否めないが、どれも誰もが知っている有名企業ばかりだ。
彼女が選んだ企業なので、「そうあってほしい」という願望もあるだろう。大手企業ならば、との「安心感」もある。
そんな結果に、企業や就活情報に詳しいヴィベアータの新田龍社長は、比較的に平均年収の高い、総合商社や
メガバンク、広告代理店を選んでくるあたり、「したたかな女子の本音が読みとれる」という。
なかでも、総合商社は人気の的。三菱商事を筆頭に、三井物産(7位)、伊藤忠商事(8位)、住友商事(9位)がトップ10入りを果たした。
グローバルウェイの各務正人社長は、「最近、商社は鉱山などの資源買収などで、メディアへの露出が増えています。
企業の海外進出が注目されるなか、早くから世界を相手に活動していましたし事業領域の広く、収益力もあります。
そんなことから堅実なイメージがあるのでしょう」と分析する。
三菱商事にしても、ブルネイでのLNG開発事業への投資をいち早く手がけ、またオーストラリアやカナダの鉄鉱石や原料炭、
メキシコの塩田事業と、単なる商取引にとどまらない開発投資型のビジネスをグローバルに展開している。
女性にとってはビジネスとは別に、海外生活への憧れも少なからずある。
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