12/04/12 11:40:54.91 0
文部科学省が先月末に発表した首都直下地震の震度分布図で、川崎市内の二カ所が「最強震度」の震度7に
色付けされたが、具体的な地名は明らかにされていないため、「どこなのか?」との疑問が広がっている。
そこで、調べてみると、実は市の独自調査で、中原区と高津区の複数地点が最強震度に見舞われるとの予測が
出ていた。もっとも、専門家は「震度7はどこでも起こり得る」と、それ以外の地域にも注意を呼び掛けている。 (栗原淳)
文科省の分布図は、東京湾北部が震源の場合、東京二十三区と川崎市、横浜市の一部が震度7になると予想した。
このうち川崎市は、JR東海道線をはさんだ川崎駅の東西両側一帯と、市のほぼ真ん中の二カ所が示されている。
今回の予測では、震源域である震源断層を、二十三区と川崎市から房総半島にいたる長辺約百三十キロの
長方形に想定している。川崎市は、この長方形にすっぽりと入っている。
分布図は首都圏を一キロ四方のメッシュ(網の目)に分割して色分けする「地域メッシュ統計」を採用。
地面の固さや振動の伝わりやすさなどの地盤データを、自治体や研究機関から集めて数値化し、各メッシュに落とし込んだ。
文科省は「メッシュは緯度と経度で決められているため、震度7が具体的に何市のどこかは分からない」と説明するが
「揺れやすい地盤を指していることは確か」とも。緯度、経度は分かるが何区の何町かは分からない-とは、
不思議な説明だ。自ら町名を挙げて住民を刺激したくない、ということだろうか。
東京新聞:川崎市は中原・高津を予測 市内2カ所「震度7」地名示さぬ文科省:神奈川(TOKYO Web)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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