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民主党の平山泰朗衆院議員(東京13区)は11日、国会内で樽床伸二幹事長代行と会い、
野田政権の消費増税方針に抗議して離党届を提出した。当面は無所属で活動する意向。
平山氏は小沢一郎元代表に近く、2009年の衆院選で初当選した。消費増税関連法案の
閣議決定後の離党届提出者は、同じく元代表に近い木内孝胤衆院議員(東京9区)に続き2人目。
離党届提出後、平山氏は記者団に「このデフレ下で消費税を上げれば、多くの困窮者と
自殺者が出る」と理由を説明。同法案の採決では、反対する考えを明らかにした。
野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」とした消費増税をめぐり新たな離党者が出たことで、
首相の求心力は一段と低下しそうだ。離党届を受け取った樽床氏は「預かる」として、
木内氏と同様に直ちには受理せず、慰留する考えを示した。
(2012/04/11-17:43)
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