12/04/11 22:29:07.49 F4EIWzUu0
>>194>>197>>205>>214で書いたとうり
日本は流動性の罠にあるので量的緩和は効果がないと思われるが
ここまでは国債の発行残高は一定とした話し
金融政策は資産の構成比率を変えるだけで
国民の購買力が増えるのでもインフレが起こるのでもない
これに反して、日銀が国債をいくらでも買い上げてくれることを期待して
国が国債を増発して支出を増やすと話は全く別物となる
これを日銀直接引き受けという
この話は、もはや金融政策ではなく、財政政策の話になり、そんな財政政策をやって大丈夫かということになる
一番問題なのは日銀が物価をグリップできなくなる可能性が出てくること
等価交換で民間の金融資産を買う買いオペと違って
国債と引き換えに日銀券が政府に渡り政府はそれを支出し
経済の実態を反映しないで世の中に日銀券が増えることになるので
円は価値の下落をおこしインフレになる
このインフレはどこまで進むかコントロールできるか分からない
財政規律が失われたと市場に判断されれば、信用が失墜した円と国債は暴落
場合によってはハイパーインフレ
見合い資産の裏付けがなく日銀券が負債としてB/Sに積みあがった日銀は破たんということも有りうる
そこまでは極端だとしても、金利が5%くらいになるのはありうるだろう
金利が5%になったら国債の利払いが不能になってデフォルトになるのは間違いない