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★熱血!与良政談:「大人の自民党」が見たい=与良正男
消費増税法案が成立するかどうかと聞かれたら、「結局のところ自民党次第だ」と答える。
先週書いたように、何度も「決めた」といいながら一向にまとまる気配が見えない
民主党の内紛は目を覆うばかりだし、国民新党の分裂劇にはもはや論評する気も起こらない。
だが、仮に与党が一枚岩でまとまったとしても元々、衆参ねじれ国会だ。
野党が賛成しないと成立しない。
逆に自民党が賛成に回れば、衆参両院で民主党の半数規模の議員が造反しても法案は成立する。
そうなれば、やれ「対決第3幕」だ、やれ「最終戦争だ」とメディアがはやし立てている
小沢一郎元代表を中心とする民主党内グループの動向などまるで関係がなくなるということだ。
自民党の中では最近、衆院解散ばかり求めていないで法案審議に協力した方が
自民党への信頼は回復するという声がベテランを中心に出ている。
森喜朗元首相は「小沢元代表を排除しろとか、余計なことを言わずに協力すべきだ。
(民主党と)一体で立派なものを作ることが一番、国民に安心してもらえる」と言う。
まっとうな意見だと私は思う。
ところで6日の社説で記したように、私たち毎日新聞の論説室は(そして私自身も)、
かねて消費増税はやむを得ないと考えているけれど、今の政府の案がいいとは思っていない。
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