12/04/10 22:56:43.48 0 BE:291015124-PLT(12066)
正月の新聞に「明けましてオメデタイのは警視庁」という川柳を発見して、大笑いした。
大みそか、指名手配中のオウム事件容疑者が出頭してきたというのに“門前払い”してしまったドジな警察。「オメデタイ!」としか言いようがない。
その後も……任意同行中、容疑者に自殺されたり……飲酒取り締まりで、検知されたアルコールの数値を“水増し”して捕まえてしまったり…
…考えられない不祥事が続く。
長崎県西海市の祖母と母が昨年末、三女の元交際相手に刺殺された「長崎ストーカー事件」。
被害届を出そうとした家族に千葉県警習志野署が「1週間待ってほしい」と“先送り”していたことが分かった。
しかも、その2日後、同署の捜査員が2泊3日の慰安旅行に行っていた。この不手際で、警察はまたまた“袋だたき”になっている。
「犯罪捜査規範」には「捜査に当たっては、被害者またはその親族の心情を理解し、人格を尊重しなければならない」とある。
被害者の心情を無視する警察なんて……警察は本気で捜査するつもりだったのか? 疑問が残る。
でも、我々はこの緊張感ゼロ?の警察に何でも頼っているのではないか?
しつように付きまとうストーカー行為は増え続けている。2000年に「ストーカー規制法」が制定されて以降、認知件数は年間、
約1万2000?1万6000件で推移。09年のデータでは、事件に発展しそうな「つきまとい・待ち伏せ」を訴える人が7607人。全体の51・3%に達している。
この膨大な“訴え”に敏速かつ適切に対応するのは、今の警察には時間的にも、人的にも余裕があるとは思えない。大震災の復興にも人手を割いている。
ストーカーは“狂犬病”のようなものだ。「病」であれば、巻き込まれない予防・工夫が必要だ。
「ヒトを見る力」を持とう! 予防の一歩は、ヘンな相手と付き合わないことである。(>>2-3へ続く)
毎日新聞 2012年04月10日 東京夕刊
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