12/04/10 18:07:34.79 0
>>1の続き
表現者として卓越した才能に恵まれた俵さんは、この状況をどう受け止めているのか。愛する子どもの前に
突如として現れた「北朝鮮」という脅威やミサイル防衛(MD)システムによる「迎撃」という言葉が
飛び交う現実、そして目の前に広がるものものしさを。住民の不安や戸惑いはどうなのだろうか。
東京で危機感に乏しい自分に比べ、鋭い感覚を持つ歌人には伝えたいこと、伝えられることが山ほどあると思う。
子どもを慈しむ母親のまなざしと、世相を切り取る鋭い視点で石垣の今を詠んでほしい。口語短歌の裾野を広げ、
短歌の世界をぐっと身近にしてくれた俵さんにしか作れない歌を。その歌が今、読みたい。(終わり)