12/04/10 09:41:54.00 P
○イラン外相、核問題で鳩山氏に「信頼してほしい」
イランのサレヒ外相は、このほど同国を訪問した鳩山由紀夫元首相に対し、イラン政府に
核兵器開発の意図はないと断言し、自身を「信頼して」ほしいと訴えたと伝えられている。
こうした言葉を鳩山氏以上に理解できる政治家はまれだ。同氏が首相だった2009年11月、
普天間基地の移設問題でオバマ米大統領に「信頼して」ほしいと言ったことはよく知られている。
鳩山氏はこの問題への対応を誤ったことなどから、退陣に追い込まれた。
今回の訪問について、政府当局者は一議員としての訪問にすぎないと事前に強調し、
鳩山氏が失態を犯した場合に備えて予防線を張っていた。ただ、国際原子力機関(IAEA)の
ダブルスタンダードはイランに対して「不公平」だと発言したと報じられたところをみると、
民主党の「外交担当の最高顧問」は、ますます現政権の負担になっているようだ。
藤村修官房長官は9日の定例会見で、「たとえ個人の立場であっても、今、こういう時期に
訪問されない方がいいということは言い続けてきた」と述べた。IAEAに関する鳩山氏の
コメントについては沈黙を守り、日本が今後も同機関の役割を重視していく方針を示すに
とどめた。
□ソース:ウォールストリートジャーナル
URLリンク(jp.wsj.com)