12/04/09 20:33:32.80 0
(>>1の続き)
批判が上がれば、その批判者の名前を挙げながら激しく反論するのが橋下氏の特徴的な政治手法。その是非は
ともかく、関西風に言えば、極めて「リアクション芸」に秀でた政治家であり、それが関西人の心を掴んでいる
のは間違いない。
では、実際のところ、橋下氏および「大阪維新の会」は近畿地区でどのくらいの支持を集めているのか。
本誌は3月27日、近畿2府4県の衆院選全48小選挙区の有権者各100人、計4800人を対象に緊急アンケートを
行った。調査は専門業者がインターネットを使い、組織票や一人の人間が複数回、回答できない仕組みに
なっている。質問内容はいたってシンプルで、(1)いま衆院選があったらどの党の候補に投票したいか、
(2)橋下市長を支持するか、そしてその回答理由を問うものだ。
結果は、いくら橋下人気が高い近畿地区とはいえ、驚くべきものだった。
橋下「維新の会」、48選挙区で全勝---。
そう、問(1)については、すべての選挙区で「維新の会」が自民や民主を抑えトップになったのである。
もっとも激戦だったのは先の谷垣総裁の選挙区である京都5区で、維新支持20人に対し、自民支持19人。
腐っても自民党の総裁、それがまだ見ぬ維新候補の前に敗北する。いかに「維新」の風が強いかが分かる。
なかには大阪5区のように民主支持がたった1人で、維新支持が52人というような選挙区もある。
全体で見れば4800人中1615人、33・6%の有権者が、いま衆院選があれば維新の会の候補に投票すると回答。
次いで自民党が9・9%、民主党にいたってはわずか5・0%。以下、みんなの党4・3%、共産党3・1%、
公明党2・6%、まだ決めていないという人が40・1%という結果になった。
ちなみに本誌と同様の調査を読売新聞が3月16日~18日に行っているが、その結果は維新支持24%、自民18%、
民主10%となっている。こちらの回答者は2079人(うち大阪在住890人)であり、本誌の半分以下だ。
(>>3-に続く)