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千葉県御宿町実谷の曹洞宗・長慶寺が、インターネットを通して
墓参できる仮想墓地「WEB涅槃(ねはん)」を開設した。
生活や仕事の拠点が海外にあるなど、命日や彼岸に墓参が難しい人が、
手軽に故人を供養できる試み。開設1か月足らずだが、問い合わせが相次いでおり、注目を集めている。
新聞記者やテレビディレクターの経験を持つ住職の古川範男さん(63)は、
葬儀や戒名、墓石などを不要とし、子孫に供養の負担を掛けたくないといった考えを
持つ人が増えていると感じ、これまでも従来の形にとらわれない様々な葬り方を提案してきた。
遺骨の上に好きな樹木や花を植える樹木葬(2010年)や、海に散骨する海洋葬(11年)のほか、
遺骨の永代預かりも行っている。
WEB涅槃は、こうした供養の方法を選ぶ人などを対象に企画した。ネット上に故人の画像や声、
手紙などで足跡を残し、それを墓に見立てた。契約者はパソコンなどから接続して墓参する。
管理期間は33年間で20万円と、墓地を購入するより安い。樹木葬との組み合わせで50万円、海洋葬とでは35万円とした。
民間の霊園や石材店が提供する「ネット墓参」は増えているが、寺院が独自に設けた「ネット墓地」は、
豊島区の功徳院(真言宗)や仙台市の本国寺(日蓮宗)など数えるほど。県内では最も早い試みという。
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