【朝日新聞】 「政府が法律で禁じるというレバ刺しの滋味、火を通せば消えてしまう。自己責任を旨とすべきで、国の出る幕とも思えない」at NEWSPLUS
【朝日新聞】 「政府が法律で禁じるというレバ刺しの滋味、火を通せば消えてしまう。自己責任を旨とすべきで、国の出る幕とも思えない」 - 暇つぶし2ch1:有明省吾 ◆BAKA1DJoEI @有明省吾ρ ★
12/04/08 14:53:33.30 0 BE:1273188375-PLT(12066)

肉料理を書いてうならせる本は多い。近刊ではカナダの旅行作家、
マーク・シャツカー氏の『ステーキ! 世界一の牛肉を探す旅』(中央公論新社)だろう。例えば神戸牛はこう描かれる
▼「牛肉ならではの甘くて木の実のような風味がしたものの、温かいバターでコーティングした絹糸よりもなめらかな食感と比べると、
それすら付け足しみたいなもの」(野口深雪訳)。この幸せ、肉を焼くという手に気づいた先人のお陰である
▼アフリカ南部の洞窟で、100万年前の原人が肉を焼いた跡が見つかった。
シャツカー氏の母校でもあるトロント大などのチームが古代の地層を調べ、狩りの獲物とみられる燃えた骨、草木の灰を確認したという
▼調理の証拠としては、従来の説を約30万年さかのぼるらしい。火の使用と、焼いて刻む「料理」の発明は、モグモグの作業を短縮し、
食以外に回せる時間を生んだ。皆で炎と食料を囲む日常は、より進んだ集団生活をもたらしただろう
▼むろん加熱だけが進化ではなく、生(なま)を貴ぶ食習慣が各国に息づく。政府が法律で禁じるというレバ刺しの滋味は、火を通せば消えてしまう。
そもそも食い道楽は自己責任を旨とすべきで、国の出る幕とも思えない
▼肉食はタブーと偏見に満ちている。食べる食べないに始まり、動物の序列や調理法は万別だ。だが〈味わいは議論の外にある〉ともいう。
食の始末はまず、自分の舌と胃袋に任せたい。地球で一枚目のステーキを焼いた、無名の原人のように。

asahi.com 2012年4月8日(日)付
URLリンク(www.asahi.com)

▽関連スレッド
【信濃毎日新聞】 「牛レバ刺し、いきなりの禁止…人気メニューなくなる店にとっては打撃だ。店にしてみれば、割り切れない思いだろう」
スレリンク(newsplus板)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch