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国民新党の亀井静香代表が6日、離党を表明したことを受け、県内の関係者や有権者には驚きや戸惑いの声が広がった。
尾道市新浜1の亀井氏の事務所では、6日夕の記者会見中から支援者の電話が相次いだ。
ほとんどが「よくけじめをつけてくれた」という激励の電話で、職員らは「支援者は亀井氏の性格をよく分かってくれている」。
亀井静香後援会北部支部後援会長・道上侑(すすむ)さん(83)は「国民新党を結党した中心人物は亀井先生だ。
本人の了解無しの解任はおかしい」と苦言を呈し、「亀井先生を信じており、今回の行動に対して別に驚いてはいない」と話した。
また尾道防地簡易郵便局(尾道市防地町)の局員、田中利夫さん(71)は
「亀井さんの筋は通っていたが、今後の郵政の行方が心配」と表情を曇らせた。
県内政界にも衝撃が走った。庄原市選出で、亀井氏と親交のある小林秀矩県議は
「自分から立ち上げた新党で愛着もあっただろう。無念だと思う」と胸中をおもんぱかった。
民主党県連幹事長の中原好治県議は「政治信条に基づいた行動で押し通されたものと思う。
広島への影響力が大きい方なので、今後もご指導はいただきたい」とコメント。
自民党県連幹事長の宇田伸県議は「新党の結成、政界の動きを注視していきたい。
自民党は6区に候補者を立てるので、一致団結して頑張っていく」と語った。
亀井氏が立候補を予定する衆院選広島6区の対立候補にも波紋が広がった。
自民党の小島敏文氏は「政党は違うが立派な政治家と思っており、離党は残念だ。一体どうなるのか」。
共産党の花岡多美世氏は「驚いた。消費税増税反対では共闘できる部分があったので残念」と話した。【小原勝、植田憲尚、稲生陽、寺岡俊】
毎日新聞 2012年04月07日 地方版
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