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経営悪化が表面化している学校法人堀越学園(大島孝夫理事長)が運営する
創造学園大の本校(高崎市)が入学式を行わないことが5日、分かった。
入学者がいないためで、2004年4月の開校以来入学式が行われないのは初めて。
一方で、理事会が廃止を伝えた東京校は10日に入学式を強行する構えで、混乱が深まっている。
同大は、創造芸術学部の音楽学科(定員80人)、芸術学科(同100人)と
ソーシャルワーク学部ソーシャルワーク学科(同100人)を持つ。
しかし、教職員への給与遅配が相次ぐなど経営不安が明るみになり、入学者が減っていた。
井上晴彦学長は「数々の不祥事で、大学の信用をなくした。非常事態を深刻に受け止めている。
きちんとした再建計画を提出し、一刻も早く世間の信頼を取り戻したい」とコメントした。
一方で、同学園理事会は、今年3月に東京校と倉敷校について9月末までの廃止方針を決定し、
両校の責任者に募集停止を命じた。しかし、すでに入学が決まっていた学生が計約40人おり、
入学金や授業料が支払われている。このため、大学側は両校の入学式の開催については、
各校の責任者に任せているという。
井上学長は、今後、両校の責任者と学生の受け入れ先などを協議するとしているが、
責任者側は両校の廃止方針に反発しており、今後曲折も予想される。
(2012年4月6日 読売新聞)
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